「インターネットビジネスでかんたんに副業をしたいけど、スキルや経験もないし何をやれば良いのかわからない」
副業や独立を考えている人が、一度は通ったことがある道でしょう。
もちろん特にスキルや経験がなくても副業や独立は可能です。しかも「お金にならない」ものばかりではありません。
そこで今回は副業の全容を紹介したあと、特におすすめの副業をランキング形式で紹介・解説していきます。
ぜひこの記事を読んで副業・独立の一歩を踏み出してくださいね。
まずは副業をやろうと思い立ったあと、どのような方法があるのか全体を一覧にします。
- プログラミング(Web/スマホアプリ開発など)
- Webライティング
- ブログ(広告収入/アフィリエイト)
- Webデザイナー/イラストレーター
- 物販(オークション/せどり)
- 情報コンテンツ販売
- YouTuber
- ライブ配信
- オンラインサロン
- 素材販売(写真/動画/LINEスタンプ)
- レンタルビジネス(クルマ/ブランド品/土地)
- 株式投資
- FXトレード
- 仮想通貨投資
- 先物/オプション投資
- 不動産投資(賃貸/民泊/レンタル会議室/レンタルサロン/シェアオフィス)
- ポイントサイト
- クラウドソーシング
【おすすめ1位】プログラミング(Web/スマホアプリ開発など)
プログラミングは「今日から稼げる」ものではありませんが、需要もあり、おすすめの副業スキルです。
未経験からプログラミングを学習し独立も可能です。他の副業方法(投資を除く)に比べて時給ベースで稼ぎやすい点が特徴です。
プログラミング副業・独立の稼ぎやすさ
もちろん、未経験や実績がないうちはまったく稼げません。
しかしある程度の経験や実績を積み上げると、1つの案件に対する報酬単価は高い特徴があります。
スキルを習得するまでには多大な努力と根気が必要ですが、習得できれば力強い副業・独立のスキルになります。
具体的にいくら稼げるのかについては以下が目安でしょう。
- 経験1年程度の低単価案件で時給2,000~2,500円程度
- 経験3年以上では時給3,000~4,000円程度
プログラミングで稼ぐためのハードルはなんと言っても最初の「スキル習得ができるか」です。
もし可能であればプログラミングスクールの受講、もしくはプログラミングの経験が積める職業にジョブチェンジしましょう。
後者の方法は給料をもらいながら経験やスキルが習得できるためおすすめです。
プログラミング副業・独立の内容
- アプリ開発
- Webサイト制作
- マクロなどのツール開発
- その他システム開発
- プログラミングスクール講師
- その他
プログラミング副業・独立で習得するスキル
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Java
- PHP
- Python
- Ruby
- その他
プログラミング副業・独立のメリット
- 副業だけでなく独立可能(需要が高い)
- PC1つあれば自宅完結
- ライティングなどその他スキルを伴う副業に比べ高単価
- その気になれば無料で学習できる
プログラミング副業・独立のデメリット
- スキル習得や案件獲得までの難易度が高め
- チームで仕事は行われるが実際の開発は孤独な場合がある
【おすすめ2位】Webライティング
Webライティングはプログラミングと異なり、まったくの未経験から稼ぎ出せます。
最初から独立はかなり難しいですが、努力次第で1年もすれば毎月の生活費分を稼ぐことも可能です。
先ほど紹介したプログラミングや、次に紹介するWebデザイナー/イラストレーターが向いていないと感じる方におすすめです。
Webライティング副業・独立の稼ぎやすさ
Webライティングは、最初は苦労するかもしれませんが、これはどの副業も同じでしょう。
具体的には開始1ヶ月で2~5万円、3ヶ月目以降は5~10万円、以降は努力やスキル次第といった具合です。
専門的な知識や経験があると単価が上がりやすい傾向にあります。例えば以下の資格や経験があるとWebライターとして強いです。
- 食生活アドバイザー
- 栄養士
- ファイナンシャルプランナー
- 証券外務員1種
- 日商簿記
- 宅建
- 弁護士
- 税理士
- 会計士
- 行政書士
- 司法書士
- 金融業界の職務経験
- 不動産業界の職務経験
- ITエンジニアの職務経験
- その他
特に弁護士資格やファイナンシャルプランナー1級を取得していると、記事の監修などもできるため強い印象があります。
契約を結ぶ相手によってはWebライターの教育環境も充実していることもあり、ライターとしてのスキルアップのサポートを得られる場合もあります。
Webライティング副業・独立の内容
基本的にはWebメディアと業務委託契約を締結し、さまざまなジャンルの記事を執筆し納品します。
なかには、本記事でいう「Webライティング副業・独立の内容」といった記事内の見出しが用意されている場合もありますし、記事の企画からCMSの各種設定まで行う場合もあり、業務の範囲はそれぞれ異なります。
CMSはWebサイトの構築や更新・管理を行うソフト(プログラム・ツール)で、有名なものでは「WordPress」というものがあります。
この記事もWordPressを使ってこのような画面で編集しています。
Webライティングの仕事内容は以下の一部もしくは全部になります。
- 記事企画
- 取材(書籍やインターネットで調べるか取材を行う)
- 構成案の作成(記事の見出しレベル)
- 記事の執筆
- 記事で使う画像の選定と挿入
- CMSの各種設定
- 納品
- 修正対応
Webライティング副業・独立で習得するスキル
- 執筆するジャンルについての知識
- SEOライティング
- コピーライティング
- コンテンツマーケティング
- Webサイト/メディア運営
- アクセス解析
- タイピングスキル
もしWebライティングに慣れてきて、以上のようなスキルを習得できたら、自分自身でWebサイトを運営するブロガーとして活躍しやすくなります。
実際にブロガーとWebライターを兼任している人は多数いますし、自身のブログをアピール材料にWebライターの案件獲得もしやすくなりますよ。
というのも、Webライターを欲しがっている人はWebメディア(ブログ)を運営している人だからです。
すでにWebサイトを運営しているのであれば、ライティングの基礎スキルやCMSの基礎知識、Webサイト運営の知識などをすでに持っていると判断される可能性が高いです。
Webライティング副業・独立のメリット
- コピーライティングスキルなどブログ副業にもつながる
- 特定のジャンルの知識がつく
- 未経験からでも努力次第で比較的短期間で収入を上げられる
- 特定のスキルや資格を持てば高単価が狙える
Webライティング副業・独立のデメリット
- やり始めの頃は時給換算で300円なんてこともある
- ライティングに慣れるまで時間がかかることもある
- スケジュール管理に苦しむこともある
【おすすめ3位】Webデザイナー/イラストレーター
ここまでプログラミング、Webライターと紹介してきました。お気づきの方もいるかもしれませんが、プログラミングをWeb制作などに限定すればすべてWebサイトにかかわるものです。
ここで紹介するWebデザイナー/イラストレーターは、Webサイトの見た目や使いやすさを意識してデザインを行います。
まったくの未経験からすぐに稼ぎ出すことは現実的ではありませんが、プログラミングと同様に需要があり、一度スキルを習得すると心強いです。
「ライティングやプログラミングは向いていないけど、デザインやイラストが好き」という方におすすめです。
Webデザイナー/イラストレーター副業・独立の稼ぎやすさ
これまでに紹介した副業内容と同じく、未経験から稼ぎ出すことは現実的ではありません。
具体的には以下のステップを踏むと良いでしょう。もちろん、Webデザイナーとして副業・独立を前提に転職する方法もあります。
- 基礎スキルの習得
- クラウドソーシングで案件を受注
- ポートフォリオサイトの作成
Webデザイナー/イラストレーター副業・独立の内容
フリーランスを前提にすると、Webサイトを運営する運営者側から、Webサイトのデザインの一部もしくは全部を業務委託契約を締結して担当します。
Webデザイナー/イラストレーター副業・独立で習得するスキル
- HTML
- CSS
- Photoshop
- Illustrator
- デザイン力
- SEO
- アクセス解析
- マーケティング
- コミュニケーションスキル
Webデザイナー/イラストレーター副業・独立のメリット
- 自分のデザインが公開されるやりがいがある
- Webやマーケティングに関する幅広いスキルが習得可能
Webデザイナー/イラストレーター副業・独立のデメリット
- 工数がわからず膨大な作業量が発生する場合がある
- スケジュール管理に苦しむことがある
【おすすめ4位】物販(転売/せどり/オークション)
副業や独立の方法として、物販に関する以下のような言葉をイメージする方も多いのではないでしょうか。
- 物販
- 転売
- せどり
- オークション
まず物販とは商品などを販売するビジネスを指しており、せどりや転売、オークションも物販に分類されます。
細かな違いは以下のとおりです。
- 商品の仕入先がメーカーや業者などの場合は「物販」と言われる
- 仕入先が個人や小売業者の場合は「せどり」と言われる
- 商品が古物や中古の場合は「せどり」、新品の場合が「転売」と呼ばれる
物販副業の特徴は「未経験や初心者でも始めやすい」ことにあります。
物販(転売/せどり/オークション)副業・独立の稼ぎやすさ
商品を自分で作ったものにする場合は別ですが、基本的には買値と売値の利ざやを狙います。
稼ぎやすさを論ずるうえでは、正直なところ、「成功するかどうか」といった実力主義的な側面があります。
ただ、扱う商品によっては変わりますが、一度成功して「継続的に安定した利益を出し続ける仕組み化」ができると楽になります。
物販(転売/せどり/オークション)副業・独立の内容
物販ビジネスと一口に言っていますが、その内容は多種多様です。
まず物販ビジネスで扱う商品や在庫の有無、商品の仕入先などで大きく以下のように分けられています。
例えば国外から商品を仕入れる場合は輸入転売とも言われますし、国外に商品を売る場合は輸出転売と言われます。
さらに注文を受けてから商品を仕入れる無在庫販売もあります。
以降では物販の基本的な流れを紹介します。
- リサーチ
- 仕入れ
- 商品の検品
- 納品(商品登録)
- 販売
- 梱包・配送
- 顧客対応
- 売上管理
物販(転売/せどり/オークション)副業・独立で習得するスキル
- 英語などの語学力
- マーケティングスキル
- 商品知識
- 物流に関する知識
物販(転売/せどり/オークション)副業・独立のメリット
- やり方・努力次第で大きな収入を得られる
- ノウハウや実績をベースに情報発信で収入が得られる場合もある
- 特別なスキルや経験が不要
- 委託などで自動化できる
物販(転売/せどり/オークション)副業・独立のデメリット
- 利益を出し続けることは難しい
- 赤字リスクがある
- クレジットカードを持っていないと不利な場面が多々ある
- 細かい仕事を続ける根気が必要
- ライバルが多い場合がある
【おすすめ5位】ブログ(広告収入/アフィリエイト)
副業・独立の方法としてブログは5位としました。おすすめしたい方法ではありますが、物販と同じく「利益を出せるかどうかわからない」点と、「作業量が膨大」な点を考慮しました。
そこで、Webライターを経験しながらブログを開設して運営する方法をおすすめします。
そうすることで収入を0にすることなくWebサイトに関するスキルアップを続けられます。
ブログ副業・独立の稼ぎやすさ
ブログは非常に稼ぎにくいです。
やり方次第ですが、月に5,000円以上稼ぐことすら難しいのが現実です。
さらに月に5,000円以上稼ぐまでの作業量も膨大になることが多いです。
ブログを使ったビジネスは以下のように考えたほうが良いかもしれません。もちろん開設後3ヶ月など短期間で生活費を稼げる人もいます。
しかしごく少数です。
- 安定して収入を得られる確率は低く、得られてもそれまでの作業量は膨大で時給換算は500円以下
- 安定した収入を得られると、ほとんど何もしなくても収入を得られるため不労所得に近い
ただ、多くの見込み客にWebサイトを見てもらい、商品を買ってもらうなどWebマーケティングに関する実績やスキルはどこにいっても通用するスキルと言えます。
結果的に稼げなくても、その経験と習得したスキルには大きな価値があります。
ぜひチャレンジしてください。
ブログ副業・独立の内容
ブログで稼ぐ方法は、大きく以下の2つです。
- 広告枠を売って低単価の報酬を得る(Googleアドセンスなど)
- 特定の商品やサービスをブログ経由で購入・契約させることで紹介報酬を得る(アフィリエイト)
基本的には自身のブログ(Webサイト)に見てくれる人を増やすこと、ブログ経由で商品やサービスを売ることに注力します。
そのために行う基本的な作業内容は以下のとおりです。
- ブログを開設する
- ブログテーマ・ジャンルを決める
- 記事を投稿する(ライティング)
- 広告を導入する(アドセンス)
- 売る商材を選定する
- アクセス解析などでブログを改善する
ブログ副業・独立で習得するスキル
- ライティングスキル
- Webマーケティングスキル
- SEOスキル
- HTML
- CSS
- CMSに関する知識(おもにWordPress)
- 分析スキル(アクセス解析など)
- コピーライティング
ブログ副業・独立のメリット
- うまくいけば不労所得に近い
- Webサイト構築の知識・スキルが習得できる
- 多くの人に読んでもらえるやりがいがある
- 自由に情報発信が可能
- WebライターやWebデザイナーとしての案件獲得にもつながる
ブログ副業・独立のデリット
- 稼げるとは限らないうえ多大な労力が発生する
- 検索流入に頼っている場合、検索エンジン側の変更によって流入が大きく変動するリスクがある
- 継続的な努力が必要
- コンテンツ(記事)だけでなくデザインの変更に時間がかかってしまう場合がある
- 努力して労力をかけた記事がまったく読まれないこともある
まとめ
今回は、スキルや経験がない初心者からでも始められる副業・独立の方法をランキング形式で紹介してきました。
方向性を決める参考になったでしょうか?
ここで紹介した方法以外にも副業・独立の方法はありますが、「どれだけ頑張っても稼げる額はしれている」ものや、すでに安定した収入の地盤がない場合にはリスクが高いものは除外しました。
まずは今回紹介した以下の副業・独立方法をチャレンジしてみましょう。
- プログラミング
- Webライティング
- Webデザイナー/イラストレーター
- 物販
- ブログ
そして次のステップとして、これらの経験を活かしながら情報コンテンツ販売やYouTuberとしての活動を行う、さらに資金に余裕が出たら不動産投資や株式投資、FXトレードにチャレンジするステップをおすすめします。