昨日のガイアの夜明けをご覧になって初めて個人M&A(事業買収)の実態を目の当たりにした人も多いのではないでしょうか。
この記事は、個人M&A(事業買収)に興味を持ち、「買主側」となって事業を買収・開始したいと考えている方向けの内容となっています。
M&A(事業買収)とは、売主が既に経営されている事業を金銭で買い取ることで、売主が持っている事業のノウハウ、顧客、物件などをまとめて取得することを言います。
個人M&A(事業買収)は、自由に生き抜くことを考えている人にとって有効な選択であることは間違いありません。
個人M&Aっていくら必要?誰でも出来るの?
M&Aと聞くと、何百万円、何千万円、下手したら億単位のお金が必要、と考える人が多いのではないでしょうか。
もちろん、ニュースでよく見るのは大きなM&Aですのでそういったものももちろんありますが、、
ズバリ、M&Aは小さなWEBサイトを運営する案件で数万円程度の譲渡やタダ同然で譲渡するような案件もあり、個人の方でも手を出すことが出来るのです。
最近は、経営者の高齢化や後継者不足などで、利益が出ていたとしても物理的に運営出来ないというケースもあります。
そのため、抱えているお客さんのためにお店を続けてくれる人にタダでもいいから譲渡したい、なんて案件もあるのです。
もちろん、美味しい話にはマイナスな要素も付き物です。後悔しないためにも注意深く調査していく必要があります。
M&Aのメリット!立ち上げをショートカットし収益化を加速する!

個人M&A(事業買収)のメリットは大きく分けて二つあります。
①事業の立ち上げの手間が省ける!
手間が省けるというのは、事業を始める上で非常に重要なことです。
まず、大抵の人は何もないところから事業を立ち上げるときに多くの労力を費やすことになります。
具体的には人件費や設備費、店舗の契約金などが掛かります。事業買収ではこれらの費用を掛けて作られた事業を、売主からまるっと引き継ぐことになります。
つまり、お金で時間を買うのです。
これにより、無駄な費用を掛けずに事業を素早くスタートすることが出来ます。
②事業の失敗がしにくく、収益化しやすい
事業買収をする前に、いくらの売上があるか、経費はいくらか、人件費はいくらか、、、など、細かい数字を見て、事業を買収するか判断します。
また、顧客やノウハウを引き継ぐことが出来るのでスタート直後から売上が立ちます。
そのため、ある程度の収益が見通しやすく、失敗がしにくいです。
ただし、そこには注意する点が多くあります。
事業買収で失敗しない方法

事業買収は少なからず大金を払うことになるケースが多いかと思います。
事業買収自体がギャンブルになってしまわないよう、きちんと見極めが大事です。
最低限、以下のことは注意すべきです。
①その事業に実態はあるのか確認すること
お店があったり、工場がある場合は分かりやすいですが、昨今はインターネット上のみで事業を展開する場合も多いです。そのため、きちんと確認をしましょう。
②売上や経費の内訳をすべて開示してもらうこと
かならずPL(損益計算書)を出してもらうようにしましょう。損益計算書を見ながら、儲けがきちんと出ているか、赤字なのであればなぜ赤字なのか、改善をすることで収益化することはできるのか、などを考えていきます。
③分からないことは相手に遠慮せず、根掘り葉掘り聞くこと
やりがちなのが、相手に遠慮して、聞き漏れてしまったりすることです。売主は後ろめたいこと(評価額の下がりそうなこと)はなるべく言いたくないので自分からは言ってこないことが多いです。そのため、気になったことはどんどん聞くべきです。
④絶対に大丈夫、と思うまでは買わない
競争相手がいるからといって、買い急ぐのは絶対にダメです。自分の判断が追い付かず、他の人に買われてしまったらすっぱり諦めて次の案件を探しましょう。
⑤自分の分からない分野には手を出さない
いくら案件が魅力的ですぐにでも儲かりそうな感じがしたとしても、その事業が本当に収益性があるかどうかが判断つかない場合は、事業買収すべきではありません。
少なくとも、自分が納得するまで調べ上げ判断がつくようになってから買収を検討しましょう。
気を付けるべき細かなことはもっとたくさんあるので詳細はこちらをご覧ください。

個人M&A(事業買収)が出来るサイト一覧
M&Aをする場合、必ず、第三者である売買サイトや売買仲介会社を利用した方がいいです。
金額が大きい分、トラブルになった際に、第三者が仲裁してくれることで問題をスムーズに解決することが出来るからです。
以下に、信頼性が高い売買サイトを紹介していきます。

①batonz
ガイアの夜明けで特集されたサイトはbatonzです。
batonzは、様々な分野の事業が掲載されており、自分に合ったジャンルの事業を買収することができます。

②トレンビ
こちらは日本で一番のユーザー数・成約数のサイトです。
TRANBIは、売りたい人と買いたい人をつなぐ
オンラインM&Aマッチングプラットフォームです。
※オンラインM&Aマッチングサイト・プラットフォームにおけるユーザー数・成約数として(自社調べ)
M&Aに特化した専門家に相談をしながら事業買収を進めることが出来るため、安心して案件取引に臨むことが出来ます。

③サイトマ
サイトマはWEBサイトのM&Aを専門で扱うサイトです。
なんと言っても、WEBサイトの運営事業の魅力は少額の案件もあり一人で在宅で運営出来ること。
WEBサイトであれば10万円程度から案件がありますので、経営経験の無い方や、事業買収初心者の方はは少額から始めてみるのも良いですね。
ただし、上記の3サイトに限らず売買仲介サイトを利用する場合は、仲介手数料として購入金額の3~10%程度を売買仲介サイトへ支払う義務があることを念頭に入れておきましょう。
トラブルを回避できると考えれば安いものです。
まとめ
簡単に説明致しましたが、今の時代、個人間M&Aは事業をスタートさせたい方にとって非常に有効な手段となっています。
大きなお金が動くことが多いためなかなかすぐには踏み込めないと思いますが、ぜひサイトを見て色んな事業を想像してみてください。
ガイヤの夜明けを見ていない方はこちらのサイトで詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
