今からブログを始めるとなると、1からアクセスを集めなければいけません。
アクセスはGoogleなどの検索エンジンからの流入かTwitterなどのSNSの流入、どちらかに頼ることになるでしょう。
SNSの流入はフォロワーを増やさないと全く意味をなさないため、まずはGoogleからの検索流入を頼ることになります。
しかし検索流入はドメインパワーがなければなかなか狙ったキーワードで上位表示することができません。
ドメインパワーとは、ウェブサイトが検索エンジンからどれくらいの評価を得ているかという目安です。
作ったばかりのブログやウェブサイトはドメインパワーが少なく、アマゾンや楽天など多くの人から使われるサイトは、ドメインパワーが高くなる傾向があります。
そのため初めて作ったサイトはどれだけ良い記事を書いたとしてもドメインパワーによって上位表示できないのです。
こうなってしまえばSNSもダメGoogleもダメと今からブログを始める人は八方塞がりになりがちなのですが、そんな人ほど「note」を使ってほしいです。
noteを使えば早い段階で大きなアクセスを手に入れることができるかもしれませんよ?
では具体的にどうすればいいのでしょうか。それを今回は紹介していきます。
今のnoteはドメインがかなり強い
noteはドメインパワーがめちゃめちゃ強いです。
試しに何か「映画のタイトル」で検索してみてください。noteが上位表示していませんか?
実際に最近公開したばかりの映画「TENET」(月間検索数6000)ほどで検索すると上位10ページ以内に表示されるはずです。
他にも上位表示が難しいと言われている「作品名 感想」などのキーワードでも上位表示し始めました。
なぜnoteはドメインが強くなった?
なぜnoteはドメインが強いのでしょうか。
実ははっきりとした理由があります。それは「ドメイン変更」です。
もともとnoteは知名度のわりには、そこまでドメインパワーがありませんでした。
質の高い記事を書いたとしても狙ったキーワードで上位表示されないので、Googleからの検索流入を求めていた人には見向きもされなかったのです。
そんなnoteは何とかドメインパワーを強くして、さらに利用者を増やしたいと会社を挙げて施策をすることに。
その施策が「ドメイン変更」だったのです。
noteは「note.mu」から「note.com」に変更しました。
noteはもともとSNSからの流入が多い。ぼくがはいってから検索からの流入は2倍ちかくに伸びたけど、それでももっと伸ばせる余地がある。そのための手段のひとつがドメインだと考えました。
以前の「note.mu」はちょっと特殊で、アフリカのモーリシャスに属するドメインなんです。専門家に話を聞いたところ、「.mu」ではSEO的に不利だと言われました。SEOに有効とされる「.com」や「.jp」といったメジャードメインへ移行することを決めました。
引用元:「決死の覚悟でのぞんだnoteのドメイン移行。検索流入急落からの復活劇」
上記はnoteを運営のインタビューですがSEOのためにドメインを変更したと明言しています。
この記事は様々なところで話題になりましたし、noteのドメイン変更も多くのメディアで取り上げられました。
ピースオブケイクは、コンテンツ配信サービス「note」のURLを11月25日に「note.mu」から「note.com」に移行した。変更によりSEOを強化し、検索流入を増やすのが狙い。
同社はこれまで、モーリシャス(アフリカ)のドメイン「.mu」を使っていたが、SEO上の問題があるとして2月にnote.comとnote.jpのドメインを取得していた。移行作業は11月25日の午前2時から5時にかけて実施。移行に際してユーザー側での作業は必要ない。
引用元:「note」がnote.comドメインに SEO強化で検索流入を増やす
メディアが数多く報じたことによって、様々な著名サイトからリンクを獲得。
リンクを獲得するとGoogleの評価が高まりますので、結果的にかなりのドメインパワーになっています。
そのため、今のnoteならキーワード選定と良いコンテンツ作りで上位表示可能です。
キーワード選定の方法は?
キーワード選びは実は簡単
いくらnoteだからといって何でもかんでも上位表示できるわけではありません。上位表示できるキーワードを選ぶ必要があります。
ではどんなキーワードを選ばなければならないかと言うと実は簡単。
自分の得意なジャンルで月間検索数500から1500を選ぶと良いでしょう。
例えば「あやとり」について詳しいなら、以下のサイトで「あやとり」と入れてみて下さい。

そうすると月間件数が多い順に数々のキーワード候補を挙げてきますので、その中から500から1500程度のものを選びます。
実際にあやとりだと以下のようなキーワードが500から1500程度として該当します。
- あやとり 富士山
- あやとり ふたり
- あやとり 二人
- あやとり 定番
- あやとり かめ
- あやとり 流れ星
- あやとり 男か女か
- あやとり 難しい
- あやとりのやり方
見ての通り、種類はそんなに多くありません。これをメモしておきましょう。
実際に検索するのを忘れないように
メモしたキーワードを実際に検索してみて検索順位10位までを見てみます。
検索順位10位以降は上位表示とは言えないので、見る必要はありません。
もしnoteで上位表示している記事があるなら、高確率であなたも上位表示できますよ。
逆にアマゾン、メルカリ、楽天のようにドメインパワーが強力すぎるサイトしか上位陣にないようなキーワードなら、やめておきましょう。
上位表示する確率は限りなく低くなりますので、記事を書く時間がもったいないです。
キーワードを入れるべき場所は?
選定で決めたキーワードについてnoteで記事を書くときはタイトルに1回、見出しに1〜2回、そしてリード文に3〜4回登場させるようにしましょう。
特にリード文は重要です。自然にキーワードを登場させることが必要になりますし、なるべくなら最初の1文目にキーワードを入れ込んでください。
Googleは文章の序盤にキーワードが入っているかどうかを非常に重要視しますので。
例えば狙うキーワードが「あやとりのやり方」であれば、最初の1文目を「あやとりのやり方について気になっていませんか?」といった具合にしましょう。
間違っても「こんにちは、〇〇です」のような挨拶文にしてはいけません。
1記事につき1キーワードで書く
記事を書くときは1記事につき1キーワードで書いてください。
例えば「あやとり」の場合、1つの記事に「あやとり 富士山」「あやとり 2人」「あやとりのやり方」と言うキーワードを全て入れ込もうとしてはいけません。
評価が分散されてしまって、どのキーワードでも上位表示されないという中途半端な事態になってしまいます。
1つのキーワードにつき1つの記事でネタを完結させることを意識してください。
コンテンツ作りの方法は?
3000字〜4000字でわかりやすく解説
noteを使ってキーワード選定をしているなら、どんな記事内容でも上位表示するわけではありません。
ある程度質が高く、読者が満足する内容でなければ上位表示できませんし、仮に上位表示したとしてもすぐに圏外に飛ばされてしまいます。
ではどんな記事を書けば読者が満足するのでしょうか。
目安としては文字数3000字から4000字程度で、初心者向けにわかりやすく解説することを意識してみてください。
「こんなこと説明しなくてもわかるだろう」と勝手に決めつけないで、1から100まで説明するように情報を噛み砕いて解説していきます。
そうすれば軽く3000字には達するはず。3000字は足りない、5000字位書きたいと思う位になるでしょう。
そうなれば素直に5000字使って解説しても全然構いません。
強調を使いすぎない
noteの場合、ボックスやマーカーなどの装飾ができません。
そのため強調タグを使いたくなってしまいますが、個人的には強調タグを使いすぎるのはお勧めできません。
あくまでも個人的経験則になりますが、強調タグをつけすぎるとGoogleがどこを評価していいのか分からなくなるため、順位が上がりにくいのです。
強調タグは序盤・中盤・終盤に1か所ずつ、計3カ所位を意識して使ってみてください。
まとめ
以上、今回は今ノリに乗っているnoteを使って、上位表示する具体的な方法について紹介してきました。
noteはドメインパワーがかなり強いのでキーワード選定とコンテンツ作りさえ気をつければ、早い段階で検索流入を手に入れることができます。
もちろんnoteのドメインパワーがこれから先もずっと永続的に続くのかと言ったらそうではありません。
ただ現時点でnoteのドメインパワーがかなり強いのは間違いないため、利用しないのはもったいないです。インターネットビジネスを立ち上げたばかりの人などは早い段階で集客が欲しいでしょう。
そんな人はnoteを使ってみてはどうでしょうか?
今回紹介した記事の内容を参考にすれば、高い確率で上位表示できるはずです。ぜひ真似してみて下さい。