まず最初にぶっちゃけます。
レンタルサロンは安定的に儲かります。
世間はコロナウィルスの影響がほぼ全業種に波及していて、マッサージやエステ業界も打撃を受けています。
ただレンタルスペース業界は意外と好調です。(テレワークや、小規模の集会でレンタル会議室の需要が増えている)
僕の運営するレンタルサロンも、今のところ影響はありません。
施術師とお客さんが1:1のため感染リスクが低く予約のキャンセルがそこまで多くない点や、
レンタルサロンを借りているマッサージ師の方がレンタルサロンの契約を解約するということは、 「=仕事場を失う」ということになるので、すぐさま退去ということは無いのです。
さて、今回はレンタルサロンの収益構造について説明します。
レンタルサロンの収益構造
まずは僕のレンタルサロンの平均的な月の収益をお見せします。

どうでしょうか?
毎月平均20万円以上の利益が出ています。
もちろん、平均収益なので、月により若干の増減はありますが、この収支が基本とみて頂いて大丈夫です。
売上について細かくて説明
まず、僕のサロンは1つの物件を4つに分けて個室を作っています。

個室がA~Dの4つあるうち、A~Cの3つの個室を月額で貸し出し、Dの個室を時間貸しで運営しています。
僕のサロンは4つ個室があるため、月額貸しと時間貸しをうまく使い分けて集客しているのです。
ここで疑問に思った方がいると思うのですが、月額貸しよりも時間貸しのほうが売上が高いのになぜ時間貸しは1部屋でしかやっていないのか?ということです。
これには理由が2点あります。
1.手間が掛かる
時間貸しは不特定多数の借りたい人とやりとりをして、パズルのように予約を取って行かなければならない
2.売上に波がある
時間貸しは単価が高いが、繁忙期と閑散期で予約数に波があるため、不安定な売上になりがち
以上の理由から、1室のみで運用したほうが効率が良いため、そのようにしています。
ただ、エリア的に、時間貸しの需要が多ければ、2室、3室と増やすことももちろん可能ですし、そのほうが売上が上がります。
ただし、時間貸しの利用者は初めて来るので勝手が分からない方や、使い方のマナーが悪い人もいますので、他の月額利用の方に迷惑を掛けることもあります。
あまり手間を増やしたくない人はぶっちゃけ時間貸しの室数は減らしたほうが無難です。
その他、備品貸し出しのオプション売上も多少の売上の足しになります。需要が多いのはタオル利用やロッカー利用です。
但し、タオルはこちらで洗濯する手間があるので、頻繁に現場に行ける状況なのかどうかに応じてオプションを考えて行きましょう。
経費について

・家賃
これはお分かりの通り、賃貸したレンタルサロンの家賃です。
これは当然ながら毎月必ず掛かるものなので、低ければ低いほど良いです。
「家賃が低いが、個室数がたくさん取れる」ような物件を見つけたらラッキー!!
迷ったら、僕に相談してもらえれば、物件の査定しますよ。
・電気、水道、ガス代
こちらもお分かりの通り、レンタルサロンで掛かる光熱費です。
主に掛かるのは電気代。これはレンタルサロンの稼働に応じて高くなって行きます。
電気やエアコンのつけっぱなしを注意喚起するなどの節約対策をしましょう。
水道代は借りた人の手洗いやトイレ、洗い物などで利用されます。
ガス代は、お湯を使うくらいですので、そこまで掛かる費用ではないです。(シャワー室を設けるのであればそこそこ掛かります。)
・Wi-Fi
こちらは、利用者の方がインターネットを使えるようにするための通信設備です。
ただ、基本はあまりたくさん使うことも無いので、わざわざホームWi-Fiを設置せずにポケットWi-Fiを契約して設置するだけで良いです。
その場合は、月額5000円程度で契約できます。
僕が使っているのは以下のポケットWi-Fiです。もともと民泊用に開発されたポケットWi-Fiなので、通信量の容量も多く、おすすめです。
民泊レンタルWi-Fi™ – 民泊・Airbnbに最適なWi-Fiルーター
今ではインターネット設備はほぼ必須となりますので、かならずどこかで契約しましょう。資金に余裕があればホームWi-Fiを引き込んだほうが通信制限も掛からないのでお勧めです。
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・広告費
レンタルサロンを使ってくれる人を集客するための広告宣伝費です。
広告費には大きく分けて2つあります。
1.インターネット広告を活用する
グーグルの検索をされた際に、検索順位がトップに来るように広告が打たれます。広告費はクリックされた分だけ課金されます。
こちらは費用対効果をしっかりと見極めて費用投下するべきで、あまり初心者向きではありませんが、うまく運用することが出来れば大きな集客ツールとなります。
2.スペース利用仲介サイトを利用する
個人間でスペースを貸し借りできるサイトです。特にスペースマーケットは最近CMでも見かけるので知っている方も多いと思います。
スペースマーケット(国内シェア1位のレンタルスペースのポータルサイト)
インスタベース(会議室をはじめとした、レンタルスペースのポータルサイト)
基本的に無料で掲載でき、すぐに借りたい人を募集することが出来ます。
その代わりに仲介手数料が掛かります。売上に対して20~35%程度掛かります。
レンタルサロン開設当初はスペース利用仲介サイトを利用しながら集客し、リピーターに直接予約してもらうことで徐々に仲介手数料を減らしていくというのがおすすめです。
まとめ
レンタルサロンはうまく運営すれば、
ほとんど手間が掛かることなく儲けることが出来るビジネスです。
サラリーマンの方の副業としても運営できますよ。
他の記事でも細かく紹介していきます。